ひとつずつ

私のアトピーの経緯とブドウ球菌が体中から消えるまでの経過を綴っていきます。

引っ越し等によりアトピーがさらに良くなった話

ご無沙汰しております。

ツイッターは健在ですが、ブログは約1年ぶりですね。

ここ最近、更にアトピーの調子がよくなり、今は胸以外の全ての部位にアトピーがないという状態にまで回復。薬も胸以外はつけていません。保湿もしていません。

一番驚いたのは肘裏が綺麗に治ったという事です。
脱ステをする前も幼少期ですら私は自分の綺麗な肘裏を見たことがありませんでした。

思い返してみれば実行していたことがいくつかあったので今回はその3つの実践の記録を書いていきます。

 

※私は菌類や外部からの刺激によるアトピーを中心に発症しやすい体質です。
また今回の結果はすべてのアトピーの人に有効というわけではなく、あくまで個人の感想としてみていただければと思います。

 

1.引っ越した

正直これはかなり大きかったと思います。私は同棲の為に8月に都心から離れた場所に住み始めました。そこはオールフローリングで換気抜群、更に浴室乾燥機つきということでカビの心配をあまりしなくてよいというのが大きかったです。
実家は自分の部屋こそ畳。換気も悪く、お風呂は掃除をしないとすぐにカビが出ます。
確かに私は旅行や合宿でお泊りするときはあまり痒いと感じることがありません。その土地の空気や環境がアトピーに影響を及ぼすということは否めないようです。
実際鼻炎や喘息、目のかゆみもかなり軽減され、風邪もひきにくくなりました。

2.関節部分に包帯ぐるぐる巻き

これはかゆみ対策として何年も苦労した「寝てる間に無意識にかいてしまう」ことへの対抗策です。対象は肘の裏と膝の裏のいわゆる「関節部分」です。
私の関節は、というか関節だけは、感染ではなく軽症ながら完全にアトピーでした。
逆に考えると、かき壊しさえしなければ治ることも確実でした。
しかしどうしても日中に頑張って我慢しても夜中の寝ている間の引っ掻きにはどうしても抗うことはできません。できる人なんているのだろうか。。
そしてその対策としてはとんでもない数の手段を行ってきました。
手袋をはめる、腕のサポーターを巻く、大き目のガーゼを貼る、手を縛る・・・
ありとあらゆる対策を行ってきましたが、結果「結局かく」
寝てるときの自分って本当にすごいー!(棒)
いや、本当にすごいんです。手袋もサポーターもガーゼも全部器用に取るんです。
そして掻きむしるのです。
手を縛るについては睡眠に支障をきたすのが難点でした。
さてどうしたものか。。と考えているとステを使ってる間によく使っていた包帯を発見。
おもむろに包帯を肘裏に少々きつめに巻き、堅結び。
なんとこれを行ってから完全に関節を掻かなくなったのです。逆に日中の方がかいていたかもしれません。
この方法、良かった点は主に2つだと考えています。
1つは、きつめに巻いて堅結びをし、その結び目を隠したことにより、寝ている時の私は対抗できなかったこと。たとえ掻いたとしてもきつめに巻いた包帯は、ずれないので物理的に掻くことができません。もうひとつは痒い部分に包帯をあてることにより、汗や外部刺激等のアレルゲンから守られることで痒みが軽減されたのかなと思います。

3.界面活性剤入りのボディソープ

正直この3つめは言うか迷いました。
だってアトピーに界面活性剤って・・っておそらく思う方が大半かなと思うので。。

そしてこの方法についてはアトピーが軽快してきてから更にもう一歩という方が試していただければと思います。おそらく湿疹がひどい状態だと痒さが勝つかな~と思います。あと、人によっては悪化の可能性もあるので今自分に合うソープがあればそちらを使っていたほうがいいのかなと思います。


何に効いたか、これはやはり「菌」です。
なので菌系アトピーじゃない人はこの3つ目のポイントはスルーしてくださいね。
さて、まず私が界面活性剤入りのボディソープを使おうと思った経緯です。
職場で使っているハンドソープがメジャー級の界面活性剤入りのそれでした。
職場にはそれしかなく、とはいえ、私には合うソープもなかったのでこの時は渋々使っていました。
しかし2週間ほど続けていると明らかな変化が。
指の甲の水疱がきれいに無くなってしまったのです。
え、あんなに薬を使ってもよくならなかったのになんでだろう・・・?
思い当たる節はもうそのハンドソープしかありませんでした。そこでそのハンドソープと同じ会社のボディソープを買いました。
そしてまたも2週間。もはや全身は胸以外にアトピーが何一つなくなるという奇跡が。
なにより関節に至っては夜包帯がなくても書き壊すことがなくなるという。。

生まれてこの方、実は綺麗な自分の肘裏を1度も見たことがなかったのですが、晴れて湿疹一つもない肘裏を手にすることができたのです。

 

 

以上3つが私の最近の行いにより変化した経緯です。
すべてがすべて正しかったのかというとそれは自信がありませんが、少なくとも私にとっては好転的な結果となりました。
本当に何が良いかは人によってわからないというのがアトピーの難しいところですよね。
なのでこの文章もあくまでこういう人もいるよというような気持ちで読んでいただければと思います。


以下、引っ越す前と後での肘裏の変化です。


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